信濃小中学校では、1年生から9年生までの縦割りグループで様々な交流活動を行っています。
昨日は、5~9年生の縦割りグループ10班で、それぞれ9年生が教師役となって「縦割りの人権教育の授業」を行いました。
「友だちにされて嬉しいことランキング」と「友だちにされて悲しいことランキング」の中から、各自がそれぞれカードを選び、その理由を述べ合う中で、その班のランキングを決定していきました。
その後、全体の場で各班のランキングとその理由を発信しあいました。
そして、他の班の発信から、自分が思ったこと・感じたことを振り返りながら、これからの自分のあり方をワークシートに記入しました。
信濃小中学校にとって、9年生が教師となり、縦割りグループで授業を行うことは初めての試みです。
しかし、9年生の見事な授業展開(時間をしっかりと管理し、発言の機会を多くの者に与え、まとめをする)により、素晴らしい授業となりました。
顧問の宮嶋雪教諭の陰ながらの支援もあったでしょうが、9年生が全校をリードしていくという本校のスタイルの具現の姿に感動しました。
児童生徒が主体的に学びに向かう姿こそ、教育の場で一番大事にしていることです。
9年生の姿に、我々教師も大いに刺激を受け、学ばさせていただきました。