本校の特色ある教育活動に「野尻湖クリーンラリー」があります。
これは、「ふるさとの野尻湖やその周辺の森林や川の様子を調べたり、専門的な方の話を聞いたりすることを通して、ふるさとの自然に関心をもち、それを守ろうとすることができる」ことが目的で、毎年5年生が学習に取り組みます。
今日は、遊覧船に乗り「湖上での観察」「水質検査」を行った後、旧野尻湖小学校体育館に移動し、様々な学習をしました。
「水生生物」「水生植物」「ブラックバス・ブルーギルなど外来水魚」「プランクトン」「よごれを測定するCODパックテスト」「下水道・水処理」「国立公園」について、専門家の方の説明を聞いたり、実際に実験を行ったりしながら、学習を深めました。
野尻湖博物館の館長、環境省の方々、地方事務所の方々、信濃町役場の方々とそうそうたるメンバーの方々が、この学習活動の講師を務めてくださっています。
地元の調査活動を通して、地域のさまざまな良さや課題について学ぶことこそ、地域学の醍醐味です。
そんな環境が信濃町にはあります。
まさしく、地域は教材の宝庫であり、そこに育つ子どもたちに多くの英知を与えてくれます。
環境が人を育てると言います。信濃町の雄大な自然の中、地域に誇りをもてる子どもたちを育てていきたいと思います。