本校では、月に一度程度「全校交流会」を行っています。
1年生から9年生までの縦割り班で、様々な企画を全校で楽しみながら行います。
今回は、福祉交流委員会が中心となって、縦割り班内で「イス取りゲーム」を行いました。
同じ班の中に1年生から9年生までいるので、見てると微笑ましい光景に出会います。
自然と上級生が下級生にイスを譲ったり、がんばっている子を応援したりする姿は、まさしく義務教育学校ならではだと思います。下級生も安心して上級生との交流を楽しんでいます。
私は、小学生の頃、帰宅後に近所の広場に行くと、異学年の友だちがたくさん集まっいて、一緒に毎日暗くなるまで遊びました。
その中で、ルールや我慢、折り合いをつける気持ちが自然と身についていったように思います。
とかく教育現場では、交流すること・活動することの意義や意味を問いがちですが、子どもたちは、異年齢の人と共に活動することで、自然とその子なりの大切なことを感得していくのだと思います。
義務教育学校である本校には、そんな魅力があります。