最近、行間休みに「コンコン」と子どもたちが、校長室のドアをノックし、笑顔で私を呼びます。
特別支援学級の子どもたちが、手作りのパンや団子を販売に来てくれるのです。
このパンと団子は、なんと焼きたて出来たてで、プロ並、いやそれ以上に美味しいのです。
今日は、出来たての「ココアパン」「ベーコンパン」を1こ30円で販売してもらいました。
次の時間に、また「コンコン」と来て「あんパン」を50円で販売してもらいました。
団子は、「みたらし」「あんこ」「ごま」の3つの味が楽しめ、1つ80円です。(1ケースの中には、たっぷりのアンと、団子が5~6個入っています)
販売で得たお金は、特別支援学級での活動費に使うそうです。
販売のときの真剣な顔、先生方から「おいし~!」と言われたときの得意げな顔、体験活動を通して、多くのことを学んでいます。
「校長先生、パンはまだ熱いから、ビニール袋の口を少し開けておくね」と渡してくれました。
その心遣いに、とても感心し、頼もしくも感じました。
子どもたちの優しい思いが詰まってできた「ごちそう」をいただいています。