外で元気に遊んでほしいから・竹馬作りワークショップ
10月21日(日曜日)、信濃小中学校PTAサークル「シナノ・ホエールズ(おやじ達の会)」による、竹馬づくりワークショップが開催されました。
昨年、当時のPTA役員を中心に竹馬づくりをはじめて、二年目となります。
きっかけはPTA 役員会での「どなたか竹馬を作ってくださる方はいませんか」という先生の一言。
最近の子ども達は、休み時間でも校舎内で過ごすことが多く、先生方はもっと外で元気に遊んでほしいと倉庫から一輪車を引っ張りだして、色んな遊びを用意したいと考えています。私達も何か協力できないかと考え、竹馬作りを計画しました。
今年は、PTAおやじ達の会「シナノ・ホエールズ」の企画で開催。
2時間ほどで、昨年を上回る27組の竹馬を作って、学校へプレゼントさせていただきました。
その様子はYoutubeの動画で御覧ください↓。
竹馬づくりで、環境保全
竹馬の材料の「竹」は、長野市豊野町大倉に自生する竹林から切り出して来たものです。
信濃町の子ども達のためならと、竹林を管理する「西山淡竹会」さんがご提供くださいました。
「西山淡竹会」さんは、竹林の保全と竹資源を活用した地域活性化に取り組む団体で、豊野町の他、旧信州新町、旧大岡村、小川村などで活動されています。
信濃町では、ほとんど見られない竹林ですが、近年は過疎化や高齢化などの影響で、手入れがされず荒れ放題になっています。
そんな状況を見かねた地域の方々が平成22年に「西山淡竹会」を結成し、竹林整備に取り組んでいます。
シナノ・ホエールズって、なに?
信濃小中学校PTAサークルとは、子ども達のためになる活動を、ひらめいたり、思いついたりして、「やりたい!」という気持ちを実現するための制度です。
サークル第1号となったのが、「シナノ・ホエールズ」で、他の地域では「おやじの会」と呼ばれるものです。
学校行事やPTA活動というと、母親が参加することが多く、どちらかというと父親はあまり関係を持っていないのが現状です。
ですが、実は(子ども達のために、何かしてあげられないか)と、漠然と考えている父親は案外多いものです。
そんな父親が集まれる「場」を作って「子ども達のために」をキーワードに、大人の本気を出して、できることを自分たちの力で実現していこうという、という目的で結成されました。
義務感とかやらされ感ではなく、自分たちがやりたいことを、自分たちで実現していく姿を、子ども達に見せてあげたいし、おやじ達自身も仲間づくりや学校への理解を深めていきたいと思います。
興味のある方は、PTA総務部にお問い合わせください。