昨年10月に,SBCラジオ「ミックスプラス」のコーナー「作文聞かせて!」で,3年生と6年生12名の作文を紹介していただきました。
信濃町や学校,友だち,家族,将来の夢など,子どもたちの思いがたくさん詰まった作文でした。すでに,ラジオやアプリでお聞きになり,子どもたちの純粋な思いや願い,頑張りに,目頭を熱くした方もたくさんいらっしゃったと思います。
実は,2月8日に,匿名の方から以下のお手紙と1人ずつ作文朗読を録音したCDが送られてきました。
「突然,お手紙を差し上げる失礼をお許しください。私は,南信地方に住む者です。少年期に大病をしてからずっとラジオを友として暮らしております。 先日,SBCの放送を聞いておりましたら,貴校の生徒の皆さんのお話がありました。私も小6の頃に療養生活に入り,当時のことを思い出し胸がいっぱいになりました。体調のよい時に,録音してあったものをCDに焼いてみました。もし,差し障りがないようでしたら,子どもさんに差し上げてください。1人優しい女の子のお話が途中からになってしまい,お名前がわからなくなったことと,放送を録音できずにいてCDにすることができなかった皆さんがおられて,大変申し訳ない気持ちでいっぱいです。どうかお許しください。 コロナの混乱で,普段に増して御心労がの多いことと存じますが,どうかくれぐれも体調にご留意なさってください。よいお話を聞かせていただいて,ありがとうございました。」
早速,職員に紹介し,作文を書いた子どもたちに手紙を紹介しCDを渡しました。お礼を伝えたいという子どもたちもいたのですが,お名前やご連絡先が書かれていませんでしたので,学校ホームページに掲載させていただきました。子どもたち,職員共々,ラジオを聞いて子どもたちの思いを受け止めてくださったことや,ご丁寧にCDにして送ってくださったことに感謝しております。我々も,このお手紙をいただいたことに感動し,エネルギーをいただきました。本当にありがとうございました。
信濃町はまだ雪深く春の兆しはありませんが,南信の方は梅のつぼみも膨らみ始めている頃でしょうか。しかし,コロナ禍でありますし,三寒四温と申しますので,ご自愛ください。