なかなか校長日記を更新できませんでした。
10月の下旬は出張が重なりました。
その出張の中には、信濃町議員団の行政視察に同行した「秋田県東成瀬村」の視察もありました。
10月26日、27日と秋田県の東成瀬中学校と東成瀬小学校の視察をさせていただきました。
秋田県東成瀬村は「学力日本一の村」としても有名です。
村内には統合された小学校と中学校が一校ずつあります。
まずは驚いたのは、子どもたちの学ぶ意欲の高さです。
「個人で考え、その考えをもとにペアやグループで意見交換をして、個人でまた深く考える」このことがどの授業でも徹底されていました。もちろん小学校1年生から中学校3年生までです。
本校の本年度の研究テーマは「学ぶ意欲を高めるための学習過程のあり方はどうあったらよいか」です。そして、どの授業でもペア学習・グループ学習を位置づけようと考えています。
本校との違いは、徹底してやるかどうかという点かなあと感じました。
グループ学習やペア学習がただの形となってしまっては、学習の効果は上がりません。
今、「信濃小中スタイル」を創っていく中で、今回の視察は、本校の基本的な考え方の正しさに安心したと共に、本校なりのスタイルの構築を一歩一歩進めていかなければ。と強く思いました。
東成瀬小、中学校共に、先生方や教育長は情熱的に教育のあり方を語っておられました。誇りをもって教育をされる学校のもとには、その学校や地域を誇りに思う子どもが育ちます。そのことを改めて思いました。
丁寧な対応に感謝です。また、同行をさせていただいた信濃町議員の皆様にも感謝です。