4年初等部修了式 6年前期課程修了式 3学期終業式 離任式
2週間ぶりの登校。朝から子どもたちの元気な声や笑顔が校内に溢れていました。やはり、学校=子どもの声。
今日は、4つの式を短縮したり、放送で行ったりしました。あっという間の1日でした。
いよいよ明日は、卒業式です。
○4年初等部修了式 校長の話
今年の冬は、いつもと比べて暖かい日が続きました。そして、日差しは日に日にぬくもりを増してきています。春はすぐそこまできています。
さて、四年生の皆さん、初等部修了証書には、皆さんの名前が書かれています。この名前は、信濃小中学校に入学して、何回呼ばれたでしょうか。そして、この名前の意味はどんな意味なのでしょうか。この名前になった理由がわからない人は、今日、家に帰ったら、早速お家の方に聞いてみましょう.
皆さんが生まれた日、この日は、皆さんの家族にとって最高の日でした。それは世界にたった一人のかけがいのない宝物が、この世に授かった日だからです。その喜びのうちに、ご家族の願いが込められて、皆さんの名前が付けられました。
その日から皆さんは、多くの人から見守られ、愛されながら、その名前を呼ばれ、今日まで育ってきました。熱が出たとき、心配してくれたのはだれでしょうか。忘れ物をしたときそっと届けてくれたのは誰でしょうか。そして、皆さんはそのことに対して、どれだけのことを返すことができたでしょうか。
これからは、ご家族をはじめ、皆さんを見守ってきてくれたすべての人に返すことを考えましょう。このことを感謝といいます。そして、皆さんは、感謝いうことを考えられる年になりました。この感謝と言う気持ちを忘れずに、これからの皆さんの成長を期待しています。
ここまで成長できたことに、改めて、四年生の皆さん、おめでとうございます。
令和二年三月十七日
信濃町立信濃小中学校長 勝野 学
○6年前期課程修了式 校長式辞
六年生の皆さん、前期課程の修了おめでとうございます。
今、皆さんは大きな「節目」の時を迎えています。義務教育の九カ年の中にあっては、とても大きな節目の時です。
この節目のときを、新たな決意と希望をもたらす転換点にして欲しいと思います。
さて、今年度は、台風19号による被害と新型コロナウイルス感染が日本中、あるいは世界中でたいへんな年でした。どちらも一人の力ではどうにもできないことです。しかし、どちらも立ち向かっていかなければなりません。そこで、大切なことは、お互いに支え合って、活動していく力が必要になります。そのことを団結力といいます。
団結力を高めていくには、まわりの人のことをよく知る必要があります。同時に、自分のことも知っておく必要があります。
6年生の皆さん。この転換点で、ぜひ、まわりの人のことをよく知って、認めることができる人になってほしいと思います。そして、自分は何ができる人なのか。何ができない人なのか。冷静に自分を見つめることができるようになってほしいと思います。皆さんは、そういうことができる年齢になりました。
これからは、児童・生徒会活動、部活動など、皆さんが活躍する場がたくさんあります。ぜひ積極的にそれぞれの活動に参加しながら、団結力を高め、自分を成長させていってください。そして信濃小中学校を支える人になっていって欲しいと願っています。
皆さんが、学校生活や地域の中の活動で、大活躍をする姿を期待しています。
令和二年三月十七日 信濃町立信濃小中学校長 勝野 学