昨日(16日)、人権教育講演会を行いました。
講師は、バイオリニストの牧美花さんでした。
牧さんは、左手が不自由で生まれましたが、鈴木鎮一氏(幼児音楽教室スズキメソード)と出会い、人と反対にバイオリンをもつことにより、ハンディを乗り越えて、演奏活動や講演をされている方です。
夢を強く信じ、仲間の応援を受けながら、飛ぶことができた「まるはな蜂」。
ひびがあることで、いつも水をこぼし、自分を恥ずかしがっていた壺でしたが、その漏れた水が道端にきれいな花を咲かせた「ひび割れ壺」の話をしていただきました。
夢を信じる心、友を大事に想い応援する心、自分のあるがままの姿に誇りをもつ心について、子どもたちは深く考えさせられました。
バイオリンの演奏にも全員が引き込まれ、あっという間の一時間でした。
10月30日~11月30日までを、本校では「人権教育月間」として位置づけています。
相手意識を大事に、そして自分を大事にしていける教育を大切にしていきます。