以前よりお知らせをしているとおり、本年度、子どもたちの学ぶ意欲を高めるための授業改善に取り組んでいます。
全ての授業に、「ペア学習」「グループ学習」を原則的に取り入れ、子どもたちが主体的に学べるように考えています。
グループでの意見交換では、
1 自分の意見をまとめる
2 自分の意見を根拠をもとに友に説明する
3 友の意見から思ったことを伝える(自分が考えもしなかったような考え、気づかされたこと)
という場面が生じます。そのことが学びの過程ではとても重要だと思うのです。
一人ひとりが自分の意見をもって授業に参加し、意見交換を通して刺激を受け合いながら学ぶことで、「学ぶ意欲が高まる」のではないかと思います。
今日は、教育実習生の研究授業が行われました。7年生の社会の授業でした。
途中、グループ学習に移ったとたんに、授業の雰囲気が変わりました。今まで黙っていた子が自分の意見を友に伝えている姿は、生き生きとしていました。
その姿から、何かやる気を感じさせられました。
これからも「教師がしゃべらずに、子どもが主体となってしゃべる授業」をめざしていきたいと思います。