本日、保健体育科の研究授業を行いました。
8年生(中学校2年生)の剣道の授業でした。
剣道部以外の生徒たちは、生まれて初めて剣道を学習しています。
「一本をとるためにどのように攻めればよいだろうか」を考えてきた生徒たちが、「自分たちで考えた『しかけ技』で相手の隙を作り、一本を狙う」という授業でした。
グループの友と協力し合って、技の練習をし、練習試合をする中で、初めて一本がとれた生徒が何人も誕生しました。
以前の校長日記でのお知らせしたとおり、今年の研究テーマを「子どもの学ぶ意欲を高めるための学習過程のあり方はどうあったらよいか」と据え、各教科会を中心としたチームで、9年間の系統だった教育課程の編成、カリキュラム・マネンジメントの確立をすすめています。そして、学ぶ意欲を高めていくためには、生徒同士のかかわりを大切に位置づけています。
今日の保健体育の授業から、改めてグループ活動の大切さや、友とのかかわりの良さを確認しました。
本校では、子どもたちがより主体的に授業に参加し、「学びたい」「できるようになりたい」という意欲を高めていくために、本年度より、全学年・全教科でペア活動、グループ活動を位置づけて授業を行っています。