野球部の活動をまとめた「軌跡」という小冊子をいただきました。
表紙に顧問の滝澤圭介教諭の言葉が載っていました。感銘を受けたので紹介したいと思います。
「感謝」
自分たちが成長するために、これだけの試合ができたのは、
相手チームの選手、保護者、審判の皆さんのおかげ
野球ができるグラウンドや球場、用具があるおかげ
一緒に野球ができる仲間、助け合える仲間がいるおかげ
野球部にエールを送ってくださる地域の方々のおかげ
そして、何より君たちの一番の理解者であり、食事、洗濯、費用など様々な面で支えてくれる家族がいてくれるおかげ
自分たちを支えてくださる多くの方々、様々な物のおかげで現チームもこうして1年間野球ができ、野球を通して多くの人と出会い、心身を磨くことができたのである。
そのことに気づき、感謝できる人であって欲しい。自分たちを支えてくれる全ての人や物へ心から感謝しましょう。ありがとうございました。
今、皆さんがすることは、この感謝の気持ちを恩返しすること。恩返しとは、9年生はこれからの人生の中で、学んだことを生かせるかどうか。とりあえず、今後の進路決定、中学卒業に向けて誠実に生きる。
8年生は、新チームでの活動の中で、自分たちの目的「人間形成」、目標「県大会出場」を更に近づけるために、『走姿顕心~1への挑戦~』の精神で精一杯努力し、来年の夏、緊迫した試合展開でも笑顔&自信をもって臨める自分になる。
そして、一流の中学生として、一流の野球選手として結果を出す。そんな素敵な信濃小中学校野球部をこれからも創り続けたい、、、、。
最後に、新体制になり3ヶ月。皆さんのおかげで、野球部は確実に新たな伝統が芽吹き、成長してきている。そのことを誇りに感じ、これからもこの芽を絶やさず、華を咲き続けることこそ、「感謝」に近づく道であろう。
中身には、部員一人一人の手記があり、野球を通して学んだこと、仲間への感謝、家族、先生への感謝が書かれていました。
-白球をひたむきに追いかけている姿、気をつけをして帽子をとり大きな声で挨拶をする姿、笑顔でさわやかに返事する姿-
-毎日、グランド整備に汗を流し、野球を通して熱く生徒に人間教育をする顧問-
そんな野球部員・顧問の姿に、私からも「感謝」である。