副校長ミッション
1年間通して、副校長ミッションを行いました。毎月1回程度、副校長がミッションを提示し、子ども達は、そのミッションを自由に解いていきます。
これは、子ども達の神秘性や創造性の涵養や、説明する力、コミュニケーション能力の育成を目的とし、楽しんで、ミッションに取り組むことをねらいとしました。
延べ78名の子ども達(職員も数名取り組みました)が、以下のミッションを行いました。全8回をクリアした子どもは3名でした。
副校長ミッション
1回目 ①自分と同じ誕生月の先生を見つけ、握手し、サインをもらってくる。
②学校に来たお客様の名前と夢や目標を聞く。
2回目 ①「小林一茶」の俳句の中から、気に入ったものを1つ選んで書き、気に入った理由も書きなさい。
※ミッション結果
第一位 ゆきとけて 村いっぱいの 子どもかな(理由:うんどうかいでおどったから。雪がとけて、春になって村いっぱいに子どもたちが遊んでると思うと、すてきだから)
第二位 やせがえる まけるな一茶 これにあり(理由:弱いものも強いものに勝てるというこんきょになっているから)
第三位 すずめの子 そこのけそこのけ おうまがとおる
②大昔、信濃町には、「野尻湖人」という人が住んでいたという話があります。「野尻湖人」の顔と「野尻湖人」の好きな食べ物を予想して書きなさい。
※ミッション結果
第一位 ナウマンゾウのにく(理由:昔いたらしいから。のじりこの近くは、のじりこ人のキルサイト(狩場)となっていて、化石が見つかっており、おもな、狩の標的とされていたと考えられているから。ナウマンゾウをかっていたから)
第二位 わかさぎ(理由:のじりこは、わかさぎがつれるから)
第三位 にく・野生のどうぶつのにく
3回目 ①「美しい」と思うものを10こ書きなさい。
②こまっている友だちやさみしい思いをしている友だちを見つけ、助けたり はげましたりしなさい。
4回目 ①持っているりんごは、手をはなすと下におちます。しかし、空にある「月」は、下におちてきません。なぜか。副校長先生にわかるように説明しなさい。
②4月から今日までの学校の勉強で、「なるほどなぁ」「わかったぞ」「できたぁ」と、とくに心にのこっていることを3つおしえてください。
5回目 ① あやとりで、「とうきょうたタワー」を ふくこうちょう先生の前でつくりなさい。(ひもは、いえでよういする)
②2がっきの目標(がんばること)を 3つ かきなさい。
③学校の様子を3日いじょう、家の人にお話しなさい。
6回目 ①「しまうまは、なぜ、黒と白のもようになっているのか。」あなたの考えをかきなさい。
②「1、1、2、3、5、8、□」 □にあてはまる数字をかきなさい。 りゆうも。
③今、学校でさいている花の名前を二つかきなさい。
7回目 ①お友だち、家の人、先生の中で、思いなおしをして、あたらしい発見をした人をかきなさい。
②学校のとしょかんにある「介助犬ターシャ」という本をさがして、そこに出てくる女の子の名前をかきなさい。
8回目 ①今年の夢や目標を2つかきましょう。
②すきな百人一首を3つかきましょう。
③ミッションをやった感想をかきましょう。
〇解答には、子ども達の豊かな発想があり、大人では考えられない素敵なものも数多くありました。