明日、「平成30年度 信濃町立信濃小中学校 義務教育学校公開研究会」を開催します。
本校が、県下・全国で初の義務教育学校に移行されたのが3年前です。
その3年前を新たなスタートと据え、義務教育学校としての「9年間の系統だった教育のあり方」を全職員で考えてきました。
日常化された小中の職員が一堂に会する教科会は、他校ではできない取組です。
その教科会の中で
「小学校の内容が中学校のこの場面につながっているのだ」
「中学でやっている内容が小学校のこの場面の発展なのだ」
と、9年間の学習内容や学びの系統性が少しずつ明らかになってきています。
どこの中学校区でも盛んに小中連携が叫ばれていますが、なかなか互いの授業内容まで共有することはできません。
しかし、本校ではそのことが可能であり、共に各学年の授業のあり方について考え、創りだすことが可能です。9年間の教育内容を全ての職員が自分ごととして捉えて授業を行うことができるです。
それこそが、義務教育学校の可能性なのだと思います。
明日は、その可能性を求めて全国公開をします。
県下各地、県外では北海道から四国の学校まで参加者は250名を超えました。
感謝とともに身が引き締まる思いで明日を迎えます。
参加の方々からのご示唆を大事に、これからも義務教育学校の可能性を求めていきます。
当日の参加も大歓迎です。ぜひ、明日は信濃小中学校へご来校いただき、子どもたちの姿をご覧いただきたいと思います。