7月27日(金)、28日(土)と、本年度、新しい試みとして8学年の「農業体験民泊」を行いました。
8年生は、キャリア学習に力を入れていて、職業調べや職場体験学習に取り組んでいます。
子どもたちの育つ信濃町の主要産業は、「農業」です。
信濃町産のトウモロコシやブルーベリーは、味がよく、全国的にも有名です。
しかし、子どもたちの半数以上は、農業の体験がありません。また、家で農業を営んでいても、ほとんど接点がない生徒もいます。
「信濃町の誇りをもち、次代を担う人材の育成」が本校の教育方針です。
信濃町を学び、信濃町に学び、信濃町と共に学びながら、地域に根ざした人材を育成したいと考えたときに、信濃町での農業体験は、不可欠であると考えました。
8年生の行事は登山がメインでしたが、先日の校長日記に書いたように、7年生で登山を行うこととし、本年度より、この信濃町内での「農業体験民泊」を実施しました。
生徒たちは、農業の苦労や喜びを、地域の方々と触れ合う中で、感得できたのではないかと思います。
翌日は、信濃町名産のトウモロコシやブルーベリーを、早朝より収穫させていただきました。
そして、その収穫物を「道の駅しなの」で販売活動をしました。
「信濃町のモロコシは最高に美味しい」
「新鮮で大粒のブルーベリー最高!」と、
大喜びで購入されていかれた皆さんとの交流の中にも、信濃町への誇りを感じたのではないでしょうか。
信濃町の多くの皆様のご協力により、貴重な体験ができました。
感謝です。