本年度の本校の研究テーマは「子どもの学ぶ意欲を高めるための授業のあり方はどうあったらよいか」です。
子どもたちが、主体的に授業に参加し、問題を解決しながら、できた喜びを味わったり、もっとできるようになりたい・知りたいと思ったりするためには、「学ぶ意欲を高める」ことが大事だと思います。
この校長日記にも何度か書きましたが、義務教育学校として9年間を見越した教育の可能性をカリキュラムづくりとして考えていますが、子どもたちの学ぶ意欲が高まらなければ、可能性もとても低いものになっていってしまいます。
そのためには、日常的に授業の改善が不可欠であると考えています。
本校では、1年生から9年生までの職員が参加する「教科会」により、各教科・領域の授業改善を常に考えています。
そして、その成果と課題を明確にすべく「授業研究会」を位置づけています。
今月は、7教科+特別支援の8回の研究授業が計画されました。
それぞれ一応、指導案を作成しますが、日常の授業について考え合うことを基本としています。
本日は、理科と算数・数学の研究授業と全校研究会を行いました。
本校で授業の基本として考えているグループ学習の効果、系統性を意識した指導について実証しながら、成果と課題を洗い出しました。
今後に向けて、取り組むべきことは尽きないわけですが、子どもの学ぶ意欲を培っていくためには、教員の研修を積み重ねていく他に道がないと思います。
※校長室のホワイトボードの赤字が授業研究の予定です。