野球部のスローガンが「走姿顕心」です。
常に全力ダッシュを心がけ、一生懸命に野球に向き合ってきました。
本校の野球部員だけでは人数が足らずに、豊野中学校の4名と共に「信濃・豊野中学校野球部(合同チーム)」として、昨年の7月から活動をしてきています。合同チームですが、顧問の先生のもと、チームワーク・野球を愛する魂を共有し合う、素晴らしいチームです。
先日(16日)に行われた、北信地区中学生野球大会で、中野市立高社中学校と対戦しました。
4-1とリードを許しましたが、途中で追いつき、1点を争う好ゲームとなりました。
最終的に、さよならランニングホームランを打たれ、敗れてしまいました。
敗れた瞬間、グランドに倒れ込んだ生徒たちですが、すぐに立ち上がり、涙を流しながら全力疾走で整列をしました。
「走姿顕心」まさしく本校の野球部らしい誇るべき姿でした。
野球部の生徒たちは、日常生活を大事にし、「あいさつ」「返事」「各種活動」の中心となり学校を引っ張ってきてくれています。
特にあいさつは、野球部のお陰で、学校中に響き合うようになったと言っても過言ではありません。
野球がまとめた「1年間の野球部の活動を振り返って~軌跡~」に豊野中学校の生徒が次のように記しています。
・7月に初めて合同練習に参加したときに、信濃小中野球部の大きな声でのあいさつや、移動の全力疾走を見て、ぼくは驚きました。
・合同チームでも、コミュニケーションをしっかりとっていれば、一つのチームみたいになって、ピンチの場面を切り抜けるようになり、冬練習のきつい場面でも、互いに励まし合い、楽しくすることはとても大切で、これから大人になっても、この一年間で学んだことを続けていき、困ったときはこの一年間を思い出し、気持ちを強くもてば何でもできるということを大切にしたい。
合同チームであっても、生徒たちは、部活動を通して多くのことを学んだと思います。
9年生(中3)は、中学での野球部の活動は終わってしまいましたが、自分たちの姿に誇りをもって、これからの人生を歩んでいって欲しいと思います。
野球部のみんな、感動をありがとう。